842.心室性期外収縮
VENTRICULAR PREMATURE BEAT(VPB)
PREMATURE VENTRICULAR CONTRUCTION(PVC)
- 基礎心疾患が認められない場合は、病的意義のないものが多い。
- 基礎心疾患が認められる場合は、病的意義が出てくる。
・特に急性心筋梗塞に伴う心室性期外収縮は、たとえ1個でも心室細動を起こす可能性が少なくないので積極的な治療が必要である。
- 完全房室ブロックやQT延長症候群にみられるものも、注意が必要である。
- なお、基礎心疾患の有無に関わらず、多源性のもの,RonT型のもの,および運動負荷で頻発に転ずるものなどは、注意が必要である。
- 基礎心疾患があるものは、基礎心疾患の治療が優先される。ただし、急性心筋梗塞に伴うものは、積極的に治療をする。
- 基礎心疾患のないもの、ことに運動負荷で消失するものは、一般に予後良好である。
848.心室性二段脈VENTRICULAR PREMATURE BEAT BIGEMINY
- 1つの洞性収縮の後に、1つの心室性期外収縮が続くカップルを繰返すものをいう。
- 心室性期外収縮は、いったん出現すると二段脈になりやすいもので、これを二段脈の法則という。
- 二段脈は、期外収縮の数こそ多いが、頻発性のものとは臨床的意義は異なり、散発性のものと同じと考える。
- ただし、ジキタリス中毒でみられるもの、特に期外収縮の型が拍動ごとに変化するものは心室細動の危険がある。
- 普通の心室性期外収縮に準じる。
- ただし、ジキタリス中毒に注意してください。
844.心室性三段脈
VENTRICULAR PREMATURE BEAT TRIGEMINY
- 通常、2つの洞性収縮の後に、1つの心室性期外収縮が続くカップルを繰返すものをいう。
- 1つの洞性収縮の後に、2つの心室性期外収縮が続く場合も広義には、心室性三段脈であるが、この場合は、心室性期外収縮の連発ということで別に扱われることが多い。
- 普通の心室性期外収縮と同じである。
