子宮頸がん 予防・啓発キャンペーン公開講座 

   “大切な貴女のための子宮頸がん講座”  開催される


 子宮頸がんは発症まで5〜10年かかるため、予防には検診が効果的です
が、国内の受診率は約24%にとどまります。そのため、より若い世代から子宮
頸がんや検診について知ってもらうことが重要となります。今回当会の主催、
神戸常盤大学 とHellosmile PROJECTの後援で、4月28日神戸常盤大学4号館
2階に於いて、産婦人科医と臨床検査技師による学生を対象にした子宮頸がん
予防・啓発に関する公開講座を開催しました。テーマは『大切な貴女のための
子宮頸がん講座』、参加者全員に横顔ハローキティのハンカチタオルがプレゼ
ントされました。

 小笠原利忠先生(誠仁会大久保病院副院長)は「子宮頚がん 治療する時代
から予防する時代へ〜子宮頚がんは恐くない?〜」と題し、子宮の解剖学的な
説明から始まり、子宮癌の細胞像の話となりました。多数の正常細胞の中から
癌細胞を見つけ出す細胞検査が“ウォーリーを探せ”に似ていることを例えられ、
その検査を臨床検査技師の中でも細胞検査士が担当していることを丁寧に説
明していただきました。そしてその原因となるHPVの話になり、予防の重要性に
ついて力強く締めくくられました。

 川嶋雅也先生(兜コ庫県臨床検査研究所)は「90人に1人は子宮頸がんにな
ります!」と題し、細胞検査の流れと細胞検査士の仕事に実際に携わっている
技師の立場から講演していただきました。統計的な視点から検診受診率の低い
ことを示され、検診の有用性を広く知ってもらえるように強く望んでおられました。
このキャンペーンを通じて学生の方々は、子宮頸がんの知識、検診の大切さとと
もに、その検査を担っている臨床検査技師の仕事についても理解できたと思い
ます。