第34回丹但地区研修会 報告


開催日時  平成2569日(日) 午前10時〜午後4
                          (受付 930分〜)

場   所  氷上住民センター 大会議室

プログラム 1000分 〜 1200分  研究発表会(一般演題)
        1200分 〜 1300分  昼食
        1400分 〜 1530分   市民公開講座(受付 1330分〜)

       
【市民公開講座】
           講 演 「 肺炎をめぐる最近の話題」
                −胃ろうで誤嚥性肺炎が減らない理由−
                      片山 覚 先生柏原赤十字病院 院長)


 −第34回丹但地区研修会に参加して−

八木 優太(柏原赤十字病院) 

 平成2569日に第34回丹但地区研修会が氷上住民センターにて行われました。
 私が臨床検査技師として初めて参加させて頂いた研修会でした。他の病院ではどんな
発表をするのだろう、どんな検査が行われているのだろうと期待と好奇心いっぱいで研修
会の会場へと向かいました。また、今の自分に発表者の方たちの演題内容が理解できな
いのではないかという不安もありました。

 いざ発表が始まると、研修会へ来るにはまだ早すぎたという思いと同時に、これからの
臨床検査技師としての自分の職生活に大いなる期待が膨らみました。与えられた仕事を
こなすだけで精一杯の私にとって、検査に対する検討やこれからの可能性を発表していく
発表者の方々がとても大きく思えました。

 演題の中で特に興味深かったのは公立八鹿病院の方が発表された「MostGraph-01
用いた慢性閉塞性肺疾患の重症度分類に関する検討」でした。最近、肺機能の検査を行
えるようになってきた私にとってタイムリーな演題でもありました。肺機能に異常がある患
者さんに努力呼出をして頂いている時、苦しそうな表情をされている患者さんに対し心苦し
く思っておりました。MostGraph-01を利用すれば、努力呼出が困難な患者さんでも安静
換気で測定できることを知り、まだ課題が多く残されているそうですがこの方法が一般化
すれば患者さんも楽になるだろうと期待を抱きました。

 私の病院では検査部各人が全ての検査をこなせるようになる必要があります。そのため、
どうしても広く浅くとなりがちだと、そう思い込んでいましたが、研修会へ参加させていただき、
それぞれの分野での深い話を聴かせていただき、今までの考え方を改めさせられました。
多くの検査に触れさせてもらえることをプラスだと思い、広く深く臨床検査に携わっていきたい
と思っております。

 最後になりましたが、発表をされた方々、このような有意義なお話を聴かせていただいき
有難うございました。



                                     東 恭加(県立柏原病院) 

 学生気分も少しずつ抜けてきた去る69()、第34回丹但地区研修会が氷上住民
センター大会議室で開催されました。丹波市での開催は3年振りでしたが、私は初めての
参加で会場準備や受付のお手伝いも経験させていただきました。研修会が会場施設の方
や多くの委員の方、講演される先生方の協力で成り立っていることがよく分かりました。

 午前は7題の一般演題があり、うち2題は去年就職された先輩方の発表で、2題はメー
カーによる発表でした。珍しい症例や各病院での取り組みについて発表されていました。
日常業務に慣れるので精一杯な私には、専門的な内容が多く難しかったですが、先輩方の
ような発表を目指して日々勉強していきたいです。

 午後の市民公開講座では「肺炎をめぐる最近の話題〜胃ろうで誤嚥性肺炎が減らない
理由〜」をテーマに、片山 覚先生(柏原赤十字病院 院長)が講演されました。胃ろうに
すると誤嚥性肺炎にならないのではないかと思っていましたが、100%誤嚥性肺炎を防ぐ
ことはできないそうです。患者さんのQOL
quality of lifeを下げないことを考慮すると胃
ろうにするかの判断は難しいのだと感じました。

 今回の研修会を通して、幅広い知識を身に付けたいと思いました。その理由は、どの演題に対
しても質問される方がいらっしゃったからです。患者さんの病態をいろいろな角度から総合的に
把握できるようになるためには、日々の業務を通じて経験を積むとともに、積極的に研修会や
勉強会に参加し自分をレベルアップさせるべきだと思いました。患者さんに、より良い医療を提供
できるよう努めていきたいです。