第35回丹但地区研修会 報告


 平成26年6月22日、第35回丹但地区研修会が公立豊岡病院にて開催されました。
 午前中の研修会では、若手技師による演題発表が半数以上を占めており、初々しさの中に緊張感が
あふれた研修会でした。日頃、顔を合わせる機会の少ない技師同士が交流を深めていただいたことも
大きな成果の一つとなりました。午後の市民公開講座は、ドクターヘリ、ドクターカーを活用した攻めの
医療で、地域や行政やコメデイカルスタッフとの連携により全国に誇れる救急医療体制を構築された
小林誠人先生(公立豊岡病院 但馬救命救急センター長)に講演していただきました。約1時間と短い
時間ではあったものの、市民の方からの質問もあり、大変有意義な公開講座となりました。



                                  京川 美香(公立豊岡病院)

 今回本研修会に、入職して初めて参加させていただきました。
 午前は、一般演題の研究発表会でした。演題のテーマは症例報告やメーカーの新技術の紹介等が
ありました。日々の業務では学ぶ事の出来ない分野の事を知る事で、検査を様々な方向から見る事の
出来る良い機会となったと思います。また、多くの若い技師の方が発表されており自分自身刺激を受け
ました。今後も研修会に積極的に参加し、自身の臨床検査技師としての知識をより多く身につけたいと
感じました。

 午後からは、市民講座として但馬地域の救急医療について話を聞きました。私が特に印象に残った
のは、医師の中で救急の医師が一番少ないという事です。少ない医師の中で救急医療を発展させてい
く為にはどうすればよいのか、但馬地域の救急医療の現状を知ることで、救急医療の在り方を改めて
考えるきっかけとなりました。

 最後に、今回お忙しい中このような研修の機会を設けていただきありがとうございました。この研修会
で学んだ事を今後の仕事に生かしていけるよう、日々精進したいと思います。



                                    小林 千絵(公立豊岡病院)

本研修会に、今回私は初めて参加させていただきました。
 午前の部では各病院から様々な分野にわたる研究発表が6題と、メーカーの方から2題の研究発表が
ありました。私は今年から臨床検査技師として働き始めたばかりで、今担当させていただいている生理検
査以外の分野に関しては特に知識が浅かったのですが、どれもとても聞きやすくまとめられた発表で興味
をひかれるものでした。今回私はこの研修会に参加できたことで臨床検査技師として多分野にわたる知識
の必要性を再確認するとともに、この研修会がより一層自らを奮起させる大変よいきっかけとなりました。

 午後の部では小林先生による市民公開講座が開かれました。『「医」の原点・チーム医療としての救急医
療』というテーマで但馬地域の医療体制の現状や直面している課題、また、ドクターヘリやドクターカー導入
による救命率の向上について講演していただきました。地域医療の向上のためにはなにより地域住民の
方々の理解と協力が必要であり、医療従事者と地域住民とがともに協力し合うことでよりよい医療の場が
つくられ、さらなる発展につながることと思います。

 最後になりましたが、今回の研修会の開催にあたって準備にあたられたスタッフの方々、発表をされた
方々、小林先生に感謝し御礼申し上げます。次回の研修会にも是非参加したいと思います。まだまだ未熟
ではありますが、いつかは自分も演者の立場として参加できるよう日々知識、技術の向上に励みたいと思
います。本当にありがとうございました。