会長挨拶

平成28年の新年を迎えて

(公・社)兵庫県臨床検査技師会

会長 中町 祐司

平成28年 1月吉日

新年明けましておめでとうございます。

健やかに年の初めを迎えられたことご慶賀いたします。

本年は申年です。申は、稲妻(イナズマ)を表す象形文字で「電」の原字で、まっすぐに伸びきるという意を含んでいます。中国の前漢のことを記した歴史書「漢書(律暦志)」では、「申堅」とし、草木が伸びきり、果実が成熟して堅くなっていく状態を表すと解釈されています。また、これを動物の「猿」としたのは、その昔、庶民に十二支を浸透させるためだったと云われています。

 昨今、2025年問題がささやかれています。2025年は、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に達する年です。2200万人、4人に1人が75歳以上という超高齢社会が到来すると予想されています。このような少子高齢化の中で医師不足、病院や診療所中心の医療から在宅中心の医療、病院の機能分化の加速が唱われています。臨床検査技師は現在、比較的、みんなが同じような業務を行っていますが、医療体制の変化にともない仕事の内容も多岐にわたると考えられます。一人一人が患者さんにとってよりよい医療を提供するにはどうすればよいかを考え行動し、積極的に新たな分野に Challenge しなければならないのではないでしょうか。

 本年8月末から神戸国際会議場を中心として日本医学検査学会、日本臨床検査医学会、日本臨床検査学教育学会と IFBLS世界臨床検査学会が同時開催されます。日本医学検査学会は兵庫県臨床検査技師会が担当いたします。メインテーマは「Challenge」 サブテーマは「伝統の継続と未来への進化」といたしました。日本臨床検査医学会も同じメインテーマ「Challenge」です。また日本臨床検査医学会とは多くのシンポジウムなどを共催開催として臨床医(検査医)の視線からの意見も聞けるようにし、病態の理解を深めようと思っています。また、世界の臨床検査情報を知るために IFBLS国際学会とも共催シンポジウムを企画中です。会員の皆さんの記憶に残る学会になればと思っていますので、皆様のご協力およびご参加のほどよろしくお願いします。

 また、本年は日本臨床衛生検査技師会 宮島よしふみ会長が夏の参議院選に Challenge することになっています。

 最後になりましたが、県をはじめ行政機関、関係団体、賛助会員の方々には旧年中、お世話になり大変感謝いたしております。本年も「臨床検査を通して県民に良質な医療を提供する」をモットーに活動いたしますので、ご支援を賜りますようお願い申し上げると共に、会員の皆様には、今後ともご理解とご協力をお願い申し上げます。また、皆様がいままでの概念にとらわれることなく、患者さんにとって臨床検査技師がなにをなすべきかを考えて Challenge し、臨床検査がまっすぐに成長できる年になることを祈念いたします。

 

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