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会長ブログ
令和2年度を迎えて

 
(公・社)兵庫県臨床検査技師会

会長 真田 浩一

令和02年 7月吉日 


少子高齢社会の急速な進展、経済基調の低迷、飛躍的な技術進歩などに対応するため日本は今大きく変化していますが、同時に、自然災害や新興感染症などかつて我々が経験したことのない局面にも対峙していかなくてはならなくなっております。このような状況下においては、先人達が積み重ねてきた努力や経験だけを基盤にしていては対応できません。時代が求めるニーズをいち早くキャッチし実行する行動力や、不測の事態にもしなやかに対応できる力(レジリエンス)が不可欠であると考えます。私はこの考えを基本姿勢に、次に掲げる6項目を重点課題として取り組みます。 

 

① 県内施設の臨床検査の標準化及び正確度、精度の向上を目的とした精度管理事業の維持強化

② 県民および会員にとって有益な研修会や研究発表会の開催

③ ITを活用した県民および会員に向けての情報発信、情報交換による相互連携の強化

④ 日臨技と整合性のとれた事業活動の展開

⑤ 日臨技、各都道府県技師会、医療職団体などの他団体との交流推進

⑥ 新興感染症や大規模災害を想定した事業の推進及び組織体制の強化

 

令和2・3年度の兵臨技役員は、今後を見据えて女性および若手を多く採用いたしました。県民から信頼される臨床検査技師会を目指して、役員一同全力で取り組みますが、会員の皆様一人一人の後押しが何よりも我々の力および成長の糧となります。ご意見等ございましたらぜひお聞かせ下さい。共に未来に向かって進んでいきましょう!どうぞよろしくお願いいたします。